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さよなら、の合図。

2010/10/28 00:05
部活が終わった7時近く。
この時期になると、もうこの時間は真っ暗で。
街灯がなければ、たとえ近くにいても顔さえ見えないほどです。
そんな、1日の学校の終わり。



1年生と2年生の駐輪場は隣接していて、たとえ人がそれぞれの学年にいたとしても、仕切ってあるから姿は見えない。
だけど、声は聞こえます。むしろ響くくらいです。
そんな場所で、漫画みたいな体験をするなんて誰が思うでしょうか。
もちろん私も、例外ではなくて。

自転車を出しているときに1年生の駐輪場から聞こえた3人の話し声。
いつもだったら気にも留めないで帰るはずなのに、その3人の声が知っていたもので、しかも話の内容が自分のことだったから、反射的に動きが止まってしまいました。
本当は、きっと、それがだめだった。

「●●って、ぴよもち先輩と仲いいよな。・・・実は、みたいな?」
「違うって。付き合ってないよ。」
「じゃあ好きなんだろ!」
「違う。」
「好きじゃないのにあそこまで仲よくしないだろ。しかも先輩だし。」
「似てるんだよ、先輩・・・・・・・・・・前、付き合ってた奴に。」

わかってしまいました、彼が私に優しかった意味が。
知ってしまいました、彼が私を気にかけてくれる意味が。
全て、理解してしまいました。

「親御さんの仕事の関係で、今、福岡。それに受験とか色々あったし、仕方なかったんだよね。」

年下の彼は、前に付き合っていた子が、まだ、好きなんだ。
そして、その子が私に似ているだけだった。



それがこの恋心の、さよならの合図でした。



でもなぜか、ショックとか悲しさとかはなかったのです。
ただ、年下の彼が好きだったという気持ちだけが、すうっと消えていきました。
びっくりするほど、その気持ちだけがきれいになくなっていって。
でもやっぱり残るのは、少しの余韻と虚無感。
確かに恋でした。
一瞬にして過去形になってしまったけれど、なぜだか寂しくはなかったのです。



ただ一つ明確なのは、私も彼も、何も悪いことはないということ。

さようなら、彼が好きだった私。

そして迎え入れる、マネージャーとして彼が好きな、私。



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